対流式暖房機の種類と特徴 |
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| 対流式暖房は、空気を暖め、対流によって室内を暖めるもので、メリットとしては、立ち上がりが早く、温度が上がりやすいのですが、空気の対流によってホコリが舞い上がりやすいデメリットがあります。
セラミックファンヒーターは、電気で熱したセラミックの熱をファンで送る方式です。薄型化しやすく、石油やガスのような燃料を必要としないのがメリットですが、直接燃料を燃やす石油やガスと比べるとパワーが劣ります。
国内メーカーの上位モデルになると、加湿機能や人感センサー、ナノイー・プラズマクラスターなどの機能が搭載されております。
エアコンは、室内機と室外機の間を、冷媒を使用して圧力をかけた空気を循環させることにより、部屋を暖める方式です。
上位モデルになると、人感センサーを搭載して、人がいる箇所にスポット送風することで、暖房の効率を高めております。
構造上、外気のエネルギーを取り入れることから、条件によっては、石油ストーブよりも暖房効率が良くなる場合があります。その一方で、設置に手間がかかり、設置されると動かせなくなる、価格が高いというデメリットがあります。
石油ファンヒーター/ガスファンヒーターは、石油やガスを燃焼させて、温まった空気を循環させることにより部屋を暖める方式です。
パワーが強く温まりやすく、また、燃料代を含めたランニングコストが安いというメリットがありますが、空気が乾燥しやすく換気が必要、また、独特の臭気が発生するというデメリットがあります。
季節家電&保冷・冷却グッズ
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8月16日(金)09:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家電 | 管理
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掃除機で花粉は除去できる? |
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| スギ花粉の飛散も今がたけなわ。新聞の花粉飛散予想は、連日、「非常に多い!!」マークが付けられ、花粉症の人にとっては、つらい毎日を送っています。
近年は、この花粉だけでなく、中国からのPM2.5という有害粒子も加わって、より深刻な状況になっております。
一番心配なのは、花粉がPM2.5と反応して、より粒子の細かいPM1.0となって肺の奥まで入り込むことです。これによって、人体の免疫力が低下し、さらに深刻なアレルギー症状を引き起こすからです。
このため、外出時は普通のマスクではなく、工業用の防塵マスクを使う必要があるそうです。
では、室内の対策はどうすれば良いのでしょうか。こまめに掃除機をかけ、窓は開けないようにすれば良いのでしょうか。
実は、掃除機の使用は、花粉対策としてはブブーッなのです。
それは、掃除機から出る排気が、床に積もった花粉を舞い上げてしまうだけでなく、掃除機の風圧やフィルターを通る衝撃で、花粉は細かく砕かれてしまい、それが紙パックの目を通りぬけ、多くが排気口から出てしまうからなのです。
その場合、PM2.5と反応して、より細かくなった花粉の粒子も排気口から吐き出されているかもしれません。
すなわち、掃除機で花粉を除去しているつもりが、花粉アレルゲンを作り出して部屋にまき散らしていることになるのです。
一番簡単で安上がりなのが、しぼった濡れ雑巾で掃除することです。ただし花粉は濡れてしばらくすると外皮が破壊されてもっと小さくなりますので、花粉を拭いた濡れ雑巾は、すぐに手洗いして洗い流しておきましょう。
どうしても掃除機を使って花粉を除去したいのなら、空気清浄機と同じか、それ以上のフィルターが付属した掃除機を利用することです。
空気清浄機にはHEPAフィルターが使用されています。これは、0.3μm以上のホコリヤチリなどをほぼ100%ろ過してくれる性能を持っております。
さらに凄いのは、ULPAフィルターで、これは、0.15μm以上のホコリヤチリをほぼ100%ろ過してくれます。この2つのいずれかのフィルターを取り付けた掃除機を使うことです。
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5月16日(木)09:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家電 | 管理
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